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防災用のポータブル電源選びで一番大事なのは、機種名より「何人で何日しのぐか」です。結論から言うと、1人暮らしなら500Whクラス、3〜4人家族なら1000Whクラス、在宅避難で家電を動かし続けたいなら2000Whクラス。この記事では家族構成別に容量クラスと定番機種を1つずつ絞り、迷わず決められる形にまとめました。
結論:家族構成別の容量クラス早見表
- 1人暮らし・2人 → 500Whクラス:スマホ約35回・電気毛布約6時間。軽くて安く、最低限の「つながる・暖まる」を確保
- 3〜4人家族 → 1000Whクラス:電気毛布約13時間・車載冷蔵庫約17時間。迷ったらこのクラス
- 在宅避難・長期停電 → 2000Whクラス:電子レンジ約1.5時間・小型エアコン約2時間。家電を同時に動かせる

いずれも実効容量80%換算の目安です。停電の想定日数から必要なWhを逆算する考え方は防災用ポータブル電源の選び方で、Whの基礎は容量の選び方ガイドで詳しく解説しています。
①1人暮らし・2人:500Whクラスで「つながる」を確保
停電で最初に困るのはスマホの電池です。500Whクラスならスマホ約35回、電気毛布なら約6時間。1〜2人が2〜3日情報を絶やさず、寒い夜をしのぐには十分な容量です。重さも1000Whクラスの半分程度で、女性や高齢の方でも避難時に持ち出しやすいのがこのクラスの強み。
定番はJackeryの500 New。LFP(リン酸鉄)バッテリー搭載で寿命は6,000サイクルとされ、防災用として長期間置いておく前提でも安心です。500Whクラスの詳しい機種選びは500Whクラス解説をどうぞ。
②3〜4人家族:1000Whクラスが「迷ったらコレ」
家族4人になるとスマホ充電だけで1日4回。さらに冷蔵庫の中身や暖房まで考えると500Whでは心もとなく、1000Whクラスが現実的なラインです。電気毛布約13時間、車載冷蔵庫約17時間、ドライヤー(弱)も動かせます。停電時の冷蔵庫運用は冷蔵庫は動かせる?にまとめています。
このクラスの定番はJackery 1000 New(1,070Wh・10.8kg・定格1500W)。家電大賞金賞の実績があり、容量あたりの価格も約91円/Whと手頃です。急速充電を重視するならEcoFlow DELTA 3 Plus、価格重視ならDJI Power 1000 Mini(1,008Wh・約53,460円)も候補で、3機の違いは1000Whクラスおすすめ3選比較で整理しています。
③在宅避難・長期停電:2000Whクラスで家電を同時運用
「避難所には行かず自宅で数日過ごす」在宅避難を想定するなら、電子レンジや小型エアコンまで視野に入る2000Whクラスです。電子レンジ約1.5時間、小型エアコン約2時間が目安で、冷蔵庫・照明・スマホ充電を同時に回しながら、温かい食事も確保できます。
Jackeryの2000系新モデル(2025年11月発売)は定格2000W・6,000サイクルで、消費電力の大きい家電も安心して接続できます。大容量の選択肢としてはBLUETTIやDabbssonも定評があり、拡張バッテリーで容量を後から増やせるモデルが多いのが特徴です。
3つに共通する「防災用として外せない条件」
- LFP(リン酸鉄)バッテリー:寿命2,000〜6,000サイクルで、長期保管前提の防災用途に向く。今の主要機種はほぼLFPが標準
- 定格出力に余裕:容量が足りても出力不足だと家電が動かない。動かしたい家電の消費電力を先に確認
- 満充電で保管・月1点検:買って満足して放置すると、いざという時に空。台風停電対策チェックリストと合わせて習慣化を
よくある質問
セールまで待ったほうがいい?
ブラックフライデーが年間最安(30〜60%OFF)になる傾向はありますが、防災目的なら「待たずに買う」が定説です。台風や地震はセールを待ってくれません。直近のセール状況はセールまとめで追っています。
1人暮らしでも1000Whを買う意味はある?
停電が3日以上続く可能性や、冷蔵庫・暖房まで動かしたい場合は意味があります。ただし重量は約2倍。持ち出す前提なら500Wh、自宅に置く前提なら1000Wh、と使い方で決めるのがおすすめです。
まとめ
- 1人暮らし・2人は500Wh(Jackery 500 New)、家族は1000Wh(Jackery 1000 New)、在宅避難は2000Wh(Jackery 2000系ほか)
- 条件はLFP・出力の余裕・満充電保管の3つ
- 防災目的はセールを待たず、9月1日の防災の日を機に備えるのが正解
数値はいずれも実効容量80%換算の目安で、機種や使い方により変動します。価格・スペックは執筆時点の情報です。

