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- 軽さと価格が武器の入門機・サブ機。3.6kgで32,800円
- 定格300Wの制約あり。ドライヤー・電子レンジは非対応
- 容量256Whはスマホ・照明の維持向け。数日の停電は1,000Wh級と併用
Jackery ポータブル電源 240 Newは、256Wh・定格出力300W・重量3.6kg、通常価格32,800円(税込)の最小モデルです。1,000Wh級が防災の主役として語られがちですが、この機種の役割は「最初の1台」「サブ機」としての軽さと価格。何ができて何ができないかを、良い点と弱点の両方から書きます。
結論:サブ機・入門機としては手頃。主力の防災電源には力不足
先に結論です。スマホ・モバイルWi-Fi・LED照明の維持が目的なら、3.6kgという軽さと32,800円という価格は十分に理にかなっています。逆に冷蔵庫や電気毛布まで動かして「これ1台で数日の停電を乗り切る」用途には容量・出力とも不足します。何を守りたいかを絞れる人向けの機種です。

スペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量 | 256Wh |
| 定格出力 | 300W |
| 重量 | 3.6kg |
| バッテリー | リン酸鉄リチウム(LFP)/4,000サイクル経過後も容量70%を維持 |
| 保証 | 3年+自動延長2年=最長5年(公式ストア購入時) |
| 通常価格 | 32,800円(税込) |
良い点① 3.6kgという圧倒的な軽さ
240 New最大の武器がここです。Jackery 1000 Newの10.8kgと比べると約1/3の重さ。子ども部屋や車の中、玄関の靴箱の上など、置き場所を選ばずに置けます。停電時にとっさに持ち出す用途では、この軽さがそのまま「実際に使われるかどうか」を左右します。
良い点② 4,000サイクルの長寿命と最長5年保証
バッテリーはリン酸鉄リチウム(LFP)で、4,000回の充放電サイクルを経過してもバッテリー容量70%を維持するとされています。防災用途で月1回程度の充放電なら、寿命がボトルネックになることはまず考えられません。保証も公式ストア購入で3年+自動延長2年の最長5年と、価格帯に対して手厚い部類です。寿命の考え方はポータブル電源の寿命ガイド、保管方法は買った後のメンテナンス方法にまとめています。
良い点③ 1Whあたりの価格は同クラスで妥当
通常価格32,800円÷256Wh=1Whあたり約128円。500 New(約136円・2026年9月21日の価格改定後)よりわずかに安く、最小サイズ・最軽量でありながら容量あたりの単価でも不利になりません。「とにかく容量を安く」ではなく「軽さとコストのバランス」で選ぶ機種です。
| 機種 | 容量 | 通常価格 | 1Whあたり |
|---|---|---|---|
| Jackery 240 New | 256Wh | 32,800円 | 約128円 |
| Jackery 500 New | 512Wh | 69,800円 | 約136円 |
| DJI Power 1000 Mini | 1,008Wh | 53,460円 | 約53円 |
注意点① 定格300Wで動かせる家電がかなり限られる
定格出力300Wは、この機種を選ぶ前に必ず理解しておきたい制約です。ドライヤー・電子レンジ・電気ケトル・電気毛布の一部モデルは範囲外になりえます。動かせるのはスマホ、モバイルWi-Fi、LED照明、扇風機など消費電力の小さい機器が中心です。
注意点② 容量256Whは数日分の備えには小さい
256Whはスマホ充電と最低限の照明を数日分維持する目安の容量で、冷蔵庫や暖房機器を数日間支える容量ではありません。停電が長引く想定なら、この1台だけで完結させず1,000Wh級と組み合わせるか、最初から容量の大きいモデルを検討したほうが安心です。容量別の目安はポータブル電源の容量ガイド、停電日数からの逆算は防災用ポータブル電源の選び方で解説しています。
口コミ・評判で見るべきポイント
「Jackery 240 New 口コミ」「評判」で調べる人が多い機種ですが、この機種の口コミは使う人の用途で評価が真逆になります。見るべきは星の数ではなく「何に使った人の感想か」です。参考として、楽天市場のJackery公式店の240 New商品ページには、2026年10月22日時点で1,794件のレビューが付き、総合評価は4.66と表示されています(件数・評価は日々変わるため、購入前に最新の表示をご確認ください)。
- 高評価が集まりやすい用途:スマホ・モバイルWi-Fi・LED照明の維持、停電時の持ち出し、ベランダや車内での普段使い。3.6kgの軽さと32,800円の価格はここで評価される
- 不満が出やすい用途:電気毛布を一晩、ドライヤーや電子レンジ、数日の停電。定格300W・256Whの制約によるもので、機種の欠陥ではなく容量クラスの選び間違い
- 読み方のコツ:自分と同じ用途の人の声かを先に確認する。暖房・調理が目的なら次の「向いていない人」に当てはまるので、300Whクラスの選び方で500Wh級以上と比べてから決める
こんな人に向く/向かない
向いている人
- スマホ・モバイルWi-Fi・照明の維持で十分と考えている
- とにかく軽くて置き場所に困らない1台がほしい
- 1,000Wh級と組み合わせるサブ機・非常持ち出し用として使いたい
- 初めてポータブル電源を持つので、まず安価な入門機で試したい
向いていない人
- これ1台で数日の停電を乗り切りたい(容量・出力とも不足)
- ドライヤーや電子レンジを停電時に使いたい(定格300Wでは不可)
- 冷蔵庫や電気毛布を長時間動かしたい
- 家族4人分の防災電源として据え置きたい
1,000Wh級との違いは1000Whクラス徹底比較、予算別の選び方は予算別の選び方で扱っています。
まとめ
- 256Wh・定格300W・3.6kg・LFP 4,000サイクル・最長5年保証
- 強みは軽さと価格。1,000Wh級の約1/3の重さで32,800円
- 弱みは定格300Wの制約と容量256Whでは数日分の備えに不足する点
- スマホ約20回・PC約4回充電が目安(実効容量80%換算)
- サブ機・入門機として買うのが正解。主力の防災電源は1,000Wh級を検討
容量ごとにできることの全体像はポータブル電源の容量ガイドもあわせてどうぞ。
スペックはJackery公式・公式ストアの公表値、価格は執筆時点の通常価格です。セール時は価格が大きく変動します。稼働時間は実効容量80%換算の目安で、使用環境により変動します。購入前に公式ストアで最新の価格・仕様をご確認ください。


